メモ帳と隔離所

ゲームとかラノベとかの話をするブログ

月に寄りそう乙女の作法 雑感

 延々と遊んでクリアしてしまった。大変に気分がいい。


 正直に申し上げて名作である。エロゲオールタイムベストがあれば選出していいだろう。エロゲ初めてやるって人にも勧められる。やっぱり才能の物語は最高だ。そしてそれがなぜ面白いのか? どんな点が面白いのか? をわかっている。それが実に心地がよく、もうぶっ通しでプレイ出来るってもんである。テキスト全体も見ると、基本的に一言が足りているというか、フォローが上手いという感じ。プレイヤーが違和感を覚えるところに先の先を取って一言加えられていて、読んでいて不快感が無いどころか楽しさが非常に増す。バランス感覚が優れていると言う他ない。会話のテンポもめちゃくちゃ良かったから飽きがこなかったし、キャラクターはみんな立っている。個別の方でも話すが、演出周りも非常に優れている。ユーシェルートとルナルートの最後とか溜め息もの。

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小説感想:彼女がエスパーだったころ

 彼女がエスパーだったころ
 「盤上の夜」を読んで以来、面白いもの書くな、と思いながら別作品を読んでなかった作家である。最初に書店で見た際はまだハードカバーで出たばかりの頃であったが、気付けば文庫化されていた。時の流れはあまりにも早い。何はともあれ、いい加減に読もうと思って買ってきた次第である。で、まあこの場でなんか書いてる時点でお察しの通り面白かった。間違いなく。 続きを読む

眠っていたデータファイル 2

眠っていたデータファイル 1 - メモ帳と隔離所

『203号室』『ゲーム』『12月』

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 劇物っぽい作品

 

 劇物って表現するのも変な話ではあるが、基本的には面白いけど表現が際どすぎて人を選ぶ類の作品ってことにしておく。言うほどではないのもあるかもしれないが。あんまり紹介っぽい文章ではないけれど、面白さだけは保証するのでなんか良さげなのあったら触ってみてください。

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どうでもいいまえがきのような何か

 ちょっと前にしれっと更新しました。はい。痛々しいなにかがそこにはあります。  
 
 未完作品の供養とかが目的というわけではない。むしろ今後に向けた戒めこそが目的である。
 恐らくTL諸氏にはこいつ創作の話するくせに作品流したことねえなとか思われているかと思われる。何せおれだってそう思ってる。
 なぜこうなった? 怠惰も飽き性ももちろんある。その辺は叩きなおす必要があろうが、正直なところスランプに陥っている部分もある。
 展開がまとまらない、まとまらないからと適当に書いても行き詰まる。そもそも書いてるものが自己満足にも浸れないほどに退屈と感じる。どうにもならない。書いてる時に脳内麻薬が出っぱなしになってひゃっほうおれ天才! とやっていた頃ももう懐かしむ段階に来てしまった。
 とはいえ、これは全て単なる言い訳に過ぎず、作品を潰えさせる理由にはならない、20そこらにもなって14の頃の真似事をしているのは、そこを改めたいからというのもあるのだ。
 
 そういうわけで公開する。正直なところTL諸氏は創作物に一家言ある上に信用できるので、有益な何かを頂けるのではないかという打算もある。そうでなくても読んだよくらい言ってくれるだけでめちゃくちゃ喜ぶ。
 
 あとはまあなんだ、あわよくば完成させたいとも思う次第ではある。せっかく最後の時間有り余った年になりそうなので。
 
 
 

黄昏のシンセミア 雑感

 何で今までタイトルも知らんかったのかって程度には名作だった。通しで駆け抜けられた作品は結構久々であったし、ずっと楽しんだままそれを成せたのはひとえに完成度の高さに他ならないだろう。好みの部分を突かれたってのも無いとは言えないだろうが。伝奇もの要素がやはり好きらしい。特に日常描写が愉快だとなおさら。間違いなく名作ではあるところに、この辺丁寧にやってくれたから加点要素が多すぎて困っている。困ってない。 続きを読む