メモ帳と隔離所

ゲームとかラノベとかの話をするブログ

好きな作品の話を適当に

 題名の通り。思考書き散らしと思い出となんか。最近読んだのも懐かしいのも

 

 ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

 GCのやつ。FEで一番周回してるやつでもある。シナリオだと聖戦が好きだけれどシステム面の遊びやすさとかはこっちかなと。なんというか、遊び方の多様性があるんだと思う。主人公は絶対に育成しないといけないけれど、他はだれを育成してもそれなりになってくれるし、ボーナスEXPと錬成武器、スキルの書で割と偏愛とかもしやすいし。錬成はこれ以降も何かと登場するけど良いシステムだと思う。まあ大体威力限界まで上げてちょっと命中いじるくらいで終わるのだが。ボーナスEXP最大値狙いプレイとか見たくはある。やりたくはない。

 これに限らずFE全般そうなのだが、おれが遊ぶと飛兵を無駄に育成してしまう。今作もその例に漏れず育成する。攻撃後再移動と救出関係で便利すぎるし単純に強いキャラ多いし。

 武器の重さなんかが見直されたのもこのへんからか。おかげでイレースがサンダーストームを重さ補正無視して振り回してくれる。たのしい。

 それはそれとしてバーチャルコンソールとか来ないかな。そろそろwii出すのが億劫。

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

 

 この商品紹介楽でいいな

 ベルウィックサーガ

 FEも好きだけどこっちも好き。これまたプレイスタイルの幅が広くて何度もやりたくなる。そして知識を得るほどに楽ができるようになってくのが気持ちいい系のゲーム。

 そして再プレイするたびにエルバートとアイギナをやたら乱用してしまう。クリスもなんだかんだほぼ使ってる。エルバートは挑発はもちろんだけど基本性能高い騎士ってのもあって結構なんでもやらせることできるし。中盤から増える石弓兵の対処半分くらいは彼がこなしている。あいつら動かさないに限るけど動かさざるを得ない場面も多いもんだから。アイギナは雑な大砲。あんまり大きい数字が出ないゲームで消し飛ぶ相手の体力ゲージを眺めるのは楽しい。ちょっと前衛に突っ込ませないとCCが遠いのは難点だけど低レベルストームとか加護地雷とかスリアナカス当てで頑張ろう。ストームが正しい意味で使えるようになるまでに風技能20くらいが目安。クリスはもっと使い勝手のいい代わりに通らないシーンが結構ある大砲って感じ。アイギナが騎士系潰すウーマンならこっちは弓兵潰すウーマン。まあたまに強武器振って騎士も潰すけど。

 ここまで書いてこのゲーム無限にキャラ語りができてしまうことに気付く。すげえゲームだやはり。みんなもやろう。

 

 

 

 夜巡る、ボクらの迷子教室

 正直楽しかったけど未完成というかもうちょっと欲しかった感じのゲーム。テキストは良かったしところどころの熱量も凄まじいものがあった。共通の雰囲気も非常に好みだったし。ただ受けねえよなあって展開も結構あったし、ルートごとに設定微妙に違うのでどうしても首傾げることになってしまうし。抱えてた問題が割とすんなり解決しちゃったりとかの減点要素も結構多いゲーム。加点要素も結構多いだけにもったいねえ。

 

 

 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

 昨日の時点では別に書く気はなかったどころかそもそも読んでもなかった。正直タイトルで敬遠してたし。アニメ化に乗っかったのは間違いがない。だって2話が良かったんだもの。おれはああいった展開に弱い。そして特急で買って読んで今書いてる。

 中身としては実に学園もののラノベって感じ。痛々しさとどうしようもなさと弱さ重点。嫌いな人は嫌いだろうとは思うけどこういうの好きだから仕方ない。むしろ最近この手の触れてなかった気がするため安心感すら覚える。もっと足掻け少年たち。でも高校時代には読まなくてよかったと思う。

 あと信頼のゴリ押ししてくるヒロインは好みです。あと主人公も痛々しいけど好みです。

「咲田が隣に寝てるくらい、なんともないもの」

「いいことを聴いたので、次の機会には色々と悪戯をしようと思います」

「実際、何かする度胸なんてないくせに」

  ここの会話とか実によかった。全体的に会話は気持ちが良い。

 あと単純な話をすると記憶ネタには弱かった。もうどうしようもなく。それと最初の方の痛々しさバネにしてくるのやめろって。読後感最高だからな。あとくっついたところから続く話が基本大好きなので続きも買います。

 

 

Summer Pockets 感想

 

 とにかく良かったと言わざるを得ない。いやうん、これはもうしょうがない。作品終わってから溜め息出る作品は実に自分がのめり込んでいたかの証左であるし、はっきり言って終わってから大分無気力って感じである。別の作品摂取する気にならない。まあやるけど。ショック療法的に。
 そんなだからあんまりブログ書こうってつもりもなかったけれど、なんか何も書かないのもなんかなーって感じで今に至る。
 
 さて、内容の話に移ると、徹頭徹尾夏休みゲーであった。もうこれに尽きる。もうなんか行われるすべてが夏休みなのである。すべてが楽しくて、それは永遠のようでいて、けれども間違いなく永遠ではなくて、それがどうしようもなく眩しくて。懐かしさだけでも泣かされる。ほんとkeyそういうとこやぞ。正直最初の方の浜辺でしろはと会話してるシーンだけですごく良い。あのテキストが出せるのならこの界隈あと十年は余裕だと思ったし、これは間違いなくkeyのゲームだって思え瞬間でもあった。
 それは個別に入ってからも変わらなくて、すごく楽しくて、懐かしさがあって、間違いなく幸福な時間を過ごせたという他ない。

 まあ、もちろんそれだけで終わらないのがkey作品で。泣けたかと言われるとまあどうしようもなく、ぼろっぼろに泣かされました。はい。いや、これすごいよ? どうにも望ましい言葉が出てこないのが歯がゆいのだけれど。禁断症状でクリアしたのにサマポケやりたいとか言い始める程度には。
 というわけで、いい作品でした。みんなもやろう。あとファンディスク待ってます。その後を見るの大好き星人なので。

 以下攻略順の個別ルートの話。ネタもバレるかもしれない。蛇足もいいとこ。でも書く。自分の中で整理もつけたいところあるし。

紬ルート
 凄まじくkeyの遺伝子継いでるなってなったヒロイン。最初にやるべきは蒼じゃねえかなーとか思いながらつい突っ込んでしまった。結果から言って最初にやるには破壊力が高すぎたと思う。出来が良すぎたというか、本気で泣かしにきていた。ずるいんだよなこういうの。


蒼ルート
 頭がピンクなちょろい子。いやみんなそういう反応になるだろ。でも可愛いので許される節がある。
シナリオ的には世界観説明っぽい感じ。最初にやる感じ。泣けるというより甘いより。ラストシーンとか砂糖吐きまくる。

鴎ルート
 シンプルに出来良かった。読んでて気持ちが良かったし、積み込まれてた仕掛けも綺麗なもんだったし。何より一夏の冒険ってのはやっぱりいいものである。
 最後はほんの少しぼかした表現してたのをいいことに都合よく解釈することにしている。おれはおれが気分良くなるためにゲームやってるのだから当然である。

しろはルート
 満を持して突っ込んできたやつ。しろはさんちょうかわいい。こんな感じに色々積み重ねて、心を開いていってって話はやっぱりいいよねって感じ。この夏スイカバーの売り上げ上がりそう。
 とはいえ正直ちょっと物足りないというか、そこまでしか展開しなかったかーという感じ。

ALKA
しろはルートが終わったと思ったらしろはルートが始まっていた。物足りないとか言ってすみませんでした。
あまり多くは語るまい。ただやっぱり疑似家族ネタは最高だったとだけ。

 続く最終ルートは結構しんどかったけど。正直あのCGを見せた上で思ってた展開にならなかったから割とどうなるんだって思いながら見てた。で心折れかけた。
 でも、だからこそ、最後の最後で見せてくれやがってからにって感じ。本当に良かった。

 ただほんの少しだけ言うとすれば、七海のラストシーンでお父さんについてはほとんど触れてくれなかったりはちょっと寂しかったです。あと投げっぱなしになってるものが無いわけではなくて、そこが少し心残りではあった。

月に寄りそう乙女の作法 雑感

 延々と遊んでクリアしてしまった。大変に気分がいい。


 正直に申し上げて名作である。エロゲオールタイムベストがあれば選出していいだろう。エロゲ初めてやるって人にも勧められる。やっぱり才能の物語は最高だ。そしてそれがなぜ面白いのか? どんな点が面白いのか? をわかっている。それが実に心地がよく、もうぶっ通しでプレイ出来るってもんである。テキスト全体も見ると、基本的に一言が足りているというか、フォローが上手いという感じ。プレイヤーが違和感を覚えるところに先の先を取って一言加えられていて、読んでいて不快感が無いどころか楽しさが非常に増す。バランス感覚が優れていると言う他ない。会話のテンポもめちゃくちゃ良かったから飽きがこなかったし、キャラクターはみんな立っている。個別の方でも話すが、演出周りも非常に優れている。ユーシェルートとルナルートの最後とか溜め息もの。

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小説感想:彼女がエスパーだったころ

 彼女がエスパーだったころ
 「盤上の夜」を読んで以来、面白いもの書くな、と思いながら別作品を読んでなかった作家である。最初に書店で見た際はまだハードカバーで出たばかりの頃であったが、気付けば文庫化されていた。時の流れはあまりにも早い。何はともあれ、いい加減に読もうと思って買ってきた次第である。で、まあこの場でなんか書いてる時点でお察しの通り面白かった。間違いなく。 続きを読む

 劇物っぽい作品

 

 劇物って表現するのも変な話ではあるが、基本的には面白いけど表現が際どすぎて人を選ぶ類の作品ってことにしておく。言うほどではないのもあるかもしれないが。あんまり紹介っぽい文章ではないけれど、面白さだけは保証するのでなんか良さげなのあったら触ってみてください。

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黄昏のシンセミア 雑感

 何で今までタイトルも知らんかったのかって程度には名作だった。通しで駆け抜けられた作品は結構久々であったし、ずっと楽しんだままそれを成せたのはひとえに完成度の高さに他ならないだろう。好みの部分を突かれたってのも無いとは言えないだろうが。伝奇もの要素がやはり好きらしい。特に日常描写が愉快だとなおさら。間違いなく名作ではあるところに、この辺丁寧にやってくれたから加点要素が多すぎて困っている。困ってない。 続きを読む

サクラノ詩:感想


 全体として、ひたすらに気分のいい作品であった。個別のストーリー自体は結構好みがでるように思うが、少なくとも自分の趣味にはストライクなものばかりで非常に気分良く読み進められた。最初の方は割と投げ出されるような感じで始まるところもあり、物語に入って行くまでにちょっと時間がかかったものん、ギャグの飛ばし方などは結構良かったので、退屈ということもなかった。櫻達の足音の段までいくと話も一気に盛り上がり、そんなこと考えもしなかったものであるし。その後も熱いところはとことん熱いく、物語への引き込ませ方は凄まじかったと思う。
 ギャグが好みと書いたが、会話のテンポ自体がそもそも好み。キャラも可愛かったりしたので個別ルートが退屈ということも少なかった。それどころか、個別が気に入り過ぎたが故に嫌なフラグが立ってる終盤のルート(言ってしまえばⅤの辺り)は読み始めを大分ためらっていた節さえある。読んで見たらそんなこと言ってる場合じゃねえって感じで最後まで駆け抜けたものなんだけれども。
 作品の内容に触れると、芸術関係の話が物語全体に大きく横たわってはいて、何回っぽく作ってるところもあるにはある。ただ、難しいこと抜きに「幸福と才能」とか、「生への肯定」とか「何をもって幸福とするのか」とか、そのへんの話が好きな人にはぶっ刺さる内容になってると思う。演出周りだとまず音楽が良い。個別それぞれの別エンディングもよかったし、オープニングのインストアレンジをここぞってとこで流してくるやつはやはり良いもんだ。
 ただ、部分的に雑だなって思ってしまう部分がないわけではない。細かくは個別のところで言うけれども。
 

以下ネタバレなど含む個別評とか。割とプレイ中に書いた文もあるのでちょっとごちゃってはいる。

 

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