ちょっとご無沙汰気味だったか。 まくむすび 3巻と4巻を読んでいなかったのでまとめて。高校演劇テーマの青春であり、創作への向き合い方の物語。 4巻のワークショップ編は非常にお気に入り。というかギブさんがお気に入り。書く側のしんどさと、上手くいか…
商品ページ見たときにこんなことになるなんて思ってなかった。 祟り神として願われたがゆえに好き勝手に村で神隠しを起こしていくみたいな同人エロゲー。 割とネタバレ話。
喜劇ではない森見はかなり久しぶり。これ以上なく堪能しました。 学生時代、英会話サークルに所属していた彼らは鞍馬の火祭りを訪れる、その最中、メンバーの1人であった長谷川さんは不意に姿を消してしまう。それから10年ぶりに集まった英会話サークルの面…
だいぶ更新をさぼってましたね。というわけで雑多に、短めに。 ツインスター・サイクロン・ランナウェイ いつもあの手この手で面白いもの叩きつけてくる小川一水の新作。今回は爽快感に振り切っており、めくるめく変化する状況に軽快な会話が乗っかって終わ…
だいたい1月のまとめ。感想にすらなってないのもある。 かぐや様は告らせたい 17巻 くっついた後のラブコメは大好きだが、書ける物語の幅が狭まるのもまあ事実なもので、その辺を個人的な問題と別キャラの恋愛模様書いて解決している。 何が言いたいかって相…
いつも以上にとっちらかった文になりそうですが。それこそ雑感ということで一つ。 というのも、読み終えてもまだどんな感覚で読むべきだったのかが掴めていない当作。面白かったのかそうでなかったのかもどうにも判然としない。好みかそうでないかはギリギリ…
とんでもないものが去年出ていたもんだと驚くとともに、見逃していたことがもったいなかったな、と。 13人の主人公の視点で語られるADVパートの「追想編」と、機兵を操作して世界の危機に立ち向かうSLGパートの「崩壊編」を交互に進行する、といった体のゲー…
Twitterではこのところ「胃が痛い」「助けてくれ」「報われてほしい」だの散々言ってたやつです。お目汚しを失礼。面白いけど不安定になる代物でした。割と劇物。それでいて幸福な時間を過ごさせていただきました。 感想にはなるのだけれど、最終章は雪菜ル…
よかったやつをさっくり感想でまとめるだけ。 レイジングループ 人狼モチーフサスペンスADV。シナリオの面白さで引きずり切られた傑作。疵がないとは言わないがそれを補って余りある出来。もっとやる人増えればいいのに。なんか損してるところ多いゲームでは…
願いや望みが思いのままの夢の世界で少年少女が惑うお話。とことん大満足の出来であった。シナリオ、絵、曲それぞれの完成度はもちろんだが、シナリオと細かなテキストが実に琴線だったなと。夢の世界とか、逃避とか、なんで生きてるの? とか。後単純にこの…
なんとなく買ったら最高に好物だった。 てけてけ、八尺様、きさらぎ駅、そんなネットロアが実在する「裏世界」に迷い込んで……といったところから始まる物語。でもって百合。感情こじれまくりの依存度強め。いやはや、なんというか実にわくわくする、させられ…
一気に駆け抜けてしまった。ちょろい。 ロボットの性能が人間を上回ったから数十年。人がやる必要があること。人がやるべきであることが次第に少なくなっている世界で繰り広げられる、人間とロボットのボーイミーツガール。 正直軸になっているものは結構あ…
モノクロの君に恋をする 好きなものをゴリ押してくるというか、これが好きなんだってぶつけてくるような作品はいいものである。話としては正直ありきたりだけれども、勢いに飲まれて気持ちよく読み切ってしまった。なにか書いたら買いそう。 聖なる怠け者の…
時は開国より数十年。主人公の有馬とヒロインすぴかの主従をベースに繰り広げられる伝奇ものといったところ。単純に好みだと思っていたのだが、その実想像以上に楽しんでしまった。navel系列、テキストがあまりにも強すぎる。 最初のうちはいつも通りのよう…
とりあえず、実にいいものを見た。こんなもの叩きつけられては否応なしに気分も良くなるってものだ。観てる途中のテンションは最高潮だったし、終わった後は気持ちよくチャリを立ち漕ぎして鼻歌混じりに帰りましたよええ。 以下はネタバレ さて、何のことは…
中学2年の夏休み中、ぶっ通しで先輩のUFO調査に駆り出されていた浅羽は、最後の夜に一人で学校のプールに泳ぎに向かう。そこには先客の女の子がいて、あれよと言う間に泳ぎを教えることとなり、そして女の子の手首には金属の球体が埋まっていることに気付き……
関わりがなかった同級生兼隣人とひょんなことから距離が縮まることとなり、ご飯作ってもらったり、掃除したり、見舞いに来てもらったり……してもらったばっかりだな、別にそればっかりではないのだけれど。まあそういったノリの、穏やかに時間を重ねる作品。 …
利他的なマリー 誰もから評価されないとは分かり切っているけれど、もっと読む人が増えてくれればいい。そんな作品。いや決して上手いわけではないのだけれど、この作家の作品はどうも好み。 なにがと言われてもあんまり答えられないのだけれど。中盤以降の…
ざっくりとよかったやつの短めな感想 アニメ編 グリザイアシリーズ 全体通して盛り上がりは非常に上手かったと思う。果実はわりと早回し感があって色々わからんところがないわけじゃなかったけど、エンジェリックハウルで帳消し。あそこ最高じゃね? ああい…
不思議な作品であった。掛け値無しに面白かったとは言い難く、好きな作品かと言われれば首をかしげる。しかしながらつまらなかったと断じることも出来ず、微妙な作品と言ってしまうことは間違いなくできない。物語を噛み砕くこともできていないと思う。全ル…
不意にアニメ見て思い立って不意に原作読んだので。この前もちょろっと書いたけど個別書きたくなってしまった。あといつも以上に散文。自分でも何いってんだって感じ。 作品に何を求めるのかというと色々あると思う。個人としてはいい感じテキストと好きにな…
題名の通り。思考書き散らしと思い出となんか。最近読んだのも懐かしいのも ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 GCのやつ。FEで一番周回してるやつでもある。シナリオだと聖戦が好きだけれどシステム面の遊びやすさとかはこっちかなと。なんというか、遊び方の…
とにかく良かったと言わざるを得ない。いやうん、これはもうしょうがない。作品終わってから溜め息出る作品は実に自分がのめり込んでいたかの証左であるし、はっきり言って終わってから大分無気力って感じである。別の作品摂取する気にならない。まあやるけ…
延々と遊んでクリアしてしまった。大変に気分がいい。 正直に申し上げて名作である。エロゲオールタイムベストがあれば選出していいだろう。エロゲ初めてやるって人にも勧められる。やっぱり才能の物語は最高だ。そしてそれがなぜ面白いのか? どんな点が面…
彼女がエスパーだったころ 「盤上の夜」を読んで以来、面白いもの書くな、と思いながら別作品を読んでなかった作家である。最初に書店で見た際はまだハードカバーで出たばかりの頃であったが、気付けば文庫化されていた。時の流れはあまりにも早い。何はとも…
劇物って表現するのも変な話ではあるが、基本的には面白いけど表現が際どすぎて人を選ぶ類の作品ってことにしておく。言うほどではないのもあるかもしれないが。あんまり紹介っぽい文章ではないけれど、面白さだけは保証するのでなんか良さげなのあったら触…
何で今までタイトルも知らんかったのかって程度には名作だった。通しで駆け抜けられた作品は結構久々であったし、ずっと楽しんだままそれを成せたのはひとえに完成度の高さに他ならないだろう。好みの部分を突かれたってのも無いとは言えないだろうが。伝奇…
全体として、ひたすらに気分のいい作品であった。個別のストーリー自体は結構好みがでるように思うが、少なくとも自分の趣味にはストライクなものばかりで非常に気分良く読み進められた。最初の方は割と投げ出されるような感じで始まるところもあり、物語に…
三巻が面白すぎたので書くことにしました。 一巻の内容をざっと言うと、史上最年少で将棋界のタイトル『竜王』を手に入れた主人公、九頭竜八一がとんでもない才能を持つ幼女、雛鶴あいを弟子に取るまでのお話。 正直なところ、途中までは完全にロリコン養成…
印象に残ったのがメインだったり。本当は漫画とラノベもやりたかったがなんかうまいこと文面が思いつかなかった。そっちはそのうちにでもやりましょう。