メモ帳と隔離所

ゲームとかラノベとかの話をするブログ

読んだもの雑感(202010~202102)

 まあいつもどおりである。だいたい去年の10月くらいからの更新が滞っていた巻に読んで、かつ年末の更新であぶれたもの。それと年明け以降に読んだものですね。
 
雨の日も神様と相撲を
 漫画版虚構推理に一話が載っていての流れで原作を買いました。うまい商売であある。
 最初はスポーツ系も描くんだな、とか思っていたところ、あれよあれよと言う間に村における特殊な神事が開示され、ついでに死体遺棄が見つかったなどとなり、あれよあれよという間に全部絡めて纏めていく手腕が見事。ラストシーンもそんなの好きに決まってるでしょうって。
 
 
さくらの雲*スカアレットの恋
 普通に発売日に買ってやっていたがこちらにまとめるタイミングを失していた。
アメイジング・グレイスに引き続きのミステリ調。ミステリというにはゴリ押しが多いとは思うが、途中のインパクトとラストシーンのキメっぷりで帳消し。所長いいよね。
 あと前作で荒く感じた箇所をプロット段階で潰してる点も結構好感度が高い。ループものにしては緊張感ないなあと思っていたところ、当作は次のループの自分に対し電報を一通送ることができるのみで、ほかは一週目と変わらない。おかげで緊張感ないのもあさもありなん、となったり。
 ループものの都合上どうしてもサブルートも未解決のままになってしまうが、それなりになんとかなりそうだなと思えるのも結構いいところではないか。次回作も期待したいですね。
 
星空鉄道とシロの旅
 なんとなくタイトルから期待していたものがそのまま出てきた作品。いい銀河鉄道の夜オマージュであり、逃避行だった。かなりしっとりめで心にしみる一方でほどよくスれてるテキストも雰囲気に合致している。
 例に漏れずこの手の作風が好みである。挫折であったり、悲劇であったりから逃げるような旅行は楽しいもので、終わってほしくなどなくて。
 ただ、読んでる側からすれば銀河鉄道の終点にあるものは予想がついて。それでも救いを求める気持ちとが混じりあって上手いこと振り回された。
 いや、良作の短編ノベルを堪能しました。ただ立ち絵関連が若干重く、テキスト送りがちょこちょこ止まるのが結構致命的。環境のせいかもしれないが、あんまりそういう挙動じゃない気もする。
 これの影響でこれまで触れていなかった金色ラブリッチェを始めている。
 
ハミダシクリエイティブ
 絶妙に楽しみきれなかったポジションのゲーム。各種テーマが笑い飛ばせるほどには離れておらず、完全に移入できるほど重ならなかったのがどうにも。
 言い回しとかは非常に好みだったので最後まで駆け抜けてしまったのだが、各ラストシーンに対してそういかないんじゃないかなあと思ってしまう程度に世間を信用できていないなあと。完全に読んでるこちらが悪いのではあるが。
 出来自体は非常に良かったと感じるので次回作も買うだろう。キャラ同士のやりとりはオーバーリアクション気味ながらも軽妙で、読んでいて楽しかったのだ。それ故に雰囲気に乗り切れなかったのが残念でならない。
 ところでこのライター他に関わってる作品がないって本当ですかね。
 
 それ以外だと境界線上のホライゾンを読み始めたりしており、現在6巻下に入ったところ。このペースだと3月末あたりまでかかりそうではある。
 月末にウグイスカグラの新作が来たりとか、シェルノサージュを途中で放置しちゃっているから3月頭にSwitchで出るやつで再挑戦したいなとか。あと星空鉄道のとこで書いたとおり金色ラブリッチェやってくよとかが今後の予定となりましょうか。