メモ帳と隔離所

ゲームとかラノベとかの話をするブログ

霜夜ゆく 雑感

 とりあえずTrueというかエンジェルランプ取得までプレイしたので感想とか。

 Twitterでちょっと情報見かけて『冷たい方程式』をゲームに起こしたやつ……なるほど……となり、ストアの紹介ページにはまあこんな文があって。

そして、まだ宇宙が完全に冷たく、冷え切ってはいないことを証明しましょう。さぁ、パイロット、あなたの出番です。

霜夜ゆく

霜夜ゆく

  • Kyohei Yamada
  • ゲーム
  • ¥120

apps.apple.com

 

 やってやろうじゃないですか! ということでプレイ開始。

 あらすじは挙げた通り概ね冷たい方程式で、それをなんとかしとようとして船内に積まれている不要物を廃棄したり、女の子の衣類などを一部切り落としたり、船を壊れない範囲で分解したりして女の子分の重量をなんとか稼ぐのだ、といった具合。

 試行錯誤して各種データを集めつつ最適解探してくゲームではあるので、あらすじに加えてその辺りが好きな人向けではあるかなと。試行錯誤の中身も進行度に応じて少しずつ目的をずらしていく必要があるのでなおのこと。

 船内にある各種アイテムのフレーバーテキストや差し込まれる女の子との会話が愉快なのもいいところで、こう、頑張る原動力になる感じ。序盤、ゲーム的には意味ほぼ無い気がするけど女の子が可愛いからいいかーとか思ってたアイテムが終盤活きたりもして、そのへんもうまいことできてるものだなあと。まあ最後までかわいいからよしみたいなやつもあったけれど。それはそれで。

 結構ネタバレ抜きで書くのが難しいなってところなゲームなので、以下はそのあたり前提で。既プレイの方がこんなのあったねって思ってくれれば幸いなちょっとしたプレイ記。

 

  • 初踏破まで

 初着地した辺りはまたなにもわからずに数回進んで倒れる。持ち込むアイテムの性能とかを理解していない段階。そもそもこのゲーム本体ノンフィールドRPGかよ! と叫ぶ。あと女の子の強さ数値で実際にみて震えもする。パイロットさんの3倍程度の頑強さはなんだ。

 そこからちょこちょこ地上で倒れたり、あとゲーム内メモ読み読み返しながらアイテムによる体力減少とかを把握し始める。効率よく不要物を捨てるのと手数少なくて強いアイテムを探しはじめるのがこの辺り。ギリギリ攻めすぎて計算誤って重量オーバーしたりしてたのもこのあたり。

 最終的にダンボールと台車とテント持ち込んだ辺りで踏破成功。まだ終えていない要素もあるからまっとうに終わるとは思っていなかったものの、踏破後イベントでこんにゃろめと言いながら記憶探しに出る。

 

  • 記憶探し

 適当にアイテム作りまくる頃。初踏破までで催眠術と記憶媒体見ちゃったせいで色々やっていたけれど、今思えば記憶探しにはなんも関係ないな。ここで色々試した結果ラストが楽になったので結果としてはよかったのだが。傘作ってボートバラす暇って基本ないよなあとか、食べ物与えたときの反応も楽しいけれど(むしゃりなおあじ……!)女の子の体力上がってもゲーム的に尽きることないなあとか思ってた。見事に両方後で使った。

 5つめはオープニングの地図から推測してやれれば格好がついたのだが、実際は適当に限界値まで移動のメーター動かしたら目的地突きつけたのがなんか面白く、実行したら変なものが手に入って……な具合。そこから少し荒く移動連打して記憶のテキスト見て、オープニングのマップ見て位置特定した感じ。

 

  • エンジェルランプ取得まで

 禊を済ませるとそこは別ゲーであった。このルート用のアイテム探す旅に再度出始める。この辺りで絶対ハッピーエンド到達してやるからなのテンション。

 着陸してから血清捨ててるしいま捨ててもよくないか? などと思いつつ血清捨てたりしてみたのもこのあたり。無論ゲームオーバーなのだが、血清捨てると任意のタイミングで記憶の引き継ぎが可能なことに気が付いて周回がどっと楽になった。

 最終的な持ち込みアイテムはパイロット、傘、車、箱の中にダンボールと着火剤とあと軽い物品の構成で、食事による体力バフあり。体力の減りに合わせて捨てて行くプランだが、かなり序盤に車の使用可能場所来るのを祈る必要もあり、クリア時は運が良かった。結論としてこの構成にしたというより、色々試しているうちに洞窟が後半に来る当たりルートを引き当てた感じ。それでも辿り着いた時の「行けた? 行けた! うおっしゃい!」な感覚が大変心地よかった。

 総じて楽しく遊ばせていただきました。やってみたかったテーマのゲームが非常に好みの形で提供されて、なんというか、この上なかったなあと。